英語名

今後、各種市場が整備され、電源の価値が分かれていく中で、そのうちの一つである将来的な電力の供給能力に対する価値を容量価値といい、kW(キロワット)価値とも表現される。
電力市場の自由化が始まり一定期間を経ると不稼働設備は徐々に閉鎖されていくため、この動きを放置すれば将来的に予備力が不足すると考えられる。電気の供給信頼度を維持するためには設備容量を保証し、市場管理者または市場参加者全員が負担するシステムが必要であるが、このシステムを総称して容量メカニズムと呼ぶ。
容量メカニズムには容量市場のほか、戦略的予備力(Strategic Reserve)、容量支払制度(Capacity Payment)などの方法があり、わが国では現在、北米パワープール(PJM、NY-ISO、ISO-NE)や英国で運用されている容量市場の創設準備が進められている。

出典)「まるわかり電力デジタル革命キーワード250」(一般社団法人 日本気協会新聞部 発行)

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