英語名Smart Meter

スマートメーターとは、検針・料金徴収業務に必要な双方向通信機能や、遠隔開閉機能を有した電子式メーターのことで、使用者の30分ごとの使用電力量の計測や、宅内向け通信機能を有している。使用電力量などのデータを発信するルートは3つあり、それぞれ「Aルート」、「Bルート」、「Cルート」と呼ばれている。
Aルート:スマートメーターで計測した使用電力量のデータなどを送配電事業者へ送るルート。
Bルート:スマートメーターで計測した使用電力量データなどをリアルタイムで需要家へ送るルートで、EMSによって使用電力量や電気料金などの「見える化」、機器の制御などを行うことができる。
Cルート:使用電力量データなどをスマートメーターから直接または送配電事業者を経由して小売電気事業者やその他の民間事業者など第三者に送るルートで、これによって得られたデータを活用し、需要家への多様なサービスの提供が検討されている。日本ではまだ利用されていない。

出典)「まるわかり電力デジタル革命キーワード250」(一般社団法人 日本気協会新聞部 発行)

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