英語名load frequency control

電力系統の周波数偏差、連系線潮流の変動を検出して制御信号を発電所に伝送し、発電所出力を自動制御することにより、系統周波数を基準値に保持する制御。周波数の変動周期のうち、数分~20分程度の周期で変動する負荷調整を分担する。制御仕上がりを良くするためには、適切な調整容量が必要であり、通常系統容量の5%程度とすることが望ましい。負荷周波数制御には、その目的により、①定周波数制御(FFC:flat frequency control)、②定連系線電力制御(FTC:flat tie line control)、③周波数偏倚連系線電力制御(TBC:tie line load frequency bias control;またはtie line bias control)、④選択周波数制御(SFC:selective frequency control)の四つの方式があり、わが国では東京・北海道・沖縄電力がFFCを、他の各社はTBCを採用している。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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