英語名Japan Nuclear Fuel Limited

わが国自前の原子燃料サイクル施設の商業化を実現するため、電力会社の出資により、再処理の事業主体として日本原燃サービス(株)が1980年3月に、またウラン濃縮・低レベル放射性廃棄物埋設の事業主体として日本原燃産業(株)が1985年3月に設立された。同年年4月には、ウラン濃縮、再処理、低レベル放射性廃棄物埋設の三施設の青森県上北郡六ヶ所村のむつ小川原工業開発地区内の立地要請に対する県ならびに村からの受諾の正式回答が得られ、二社は現地事務所を開設した。
1992年7月に、この二社は地元企業としてより円滑な事業推進を図る観点から合併し、本社を青森市に設置して日本原燃(株)として、商業用ウラン濃縮、再処理および低レベル放射能廃棄物埋設の各事業を推進している。ウラン濃縮工場は1988年に事業認可を取得し、1992年に運転を開始。再処理施設は1992年に事業許可を取得し、2008年5月に竣工予定。また、低レベル放射性廃棄物埋設センターは、1990年に事業許可を取得し、1992年に操業を開始した。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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