英語名electric water heater

熱源により水を加熱し、これをお湯として供給する給湯器具の一種で、熱源には夜間の電気を利用して夜のうちに必要量のお湯をつくり、タンクに貯めて保温する貯湯式給湯器である。タンクの中に組み込んだ電気ヒーターによって水を加熱することにより、水は対流を繰り返しながら沸き上がり、指定の温度で通電は自動的にストップする。給湯はタンクの上面より行い、給水圧によって、使用したお湯と同量の水がタンクの下面より補充される仕組みになっている。
特徴としては、・割安な深夜電力を使用するので経済的である・空気を汚さず静かである、・災害や事故が発生しても火元にならず安全である、・給水や点火・消火の操作が不要で簡単で便利である、・シンプルな構造で故障が少なくメンテナンスも容易である、こと等があげられる。近年はマイコンタイプ、追い焚き機能付きタイプ、自動湯張り機能付きタイプ等、使い勝手の良い電気温水器が増えてきている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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