低風圧形絶縁電線
英語名low wind-pressure insulated wires
風に対する電線の抵抗を抑制するために、絶縁体表面に凹凸等を設けた電線をいう。電線表面に凹凸等を設けることにより、電線の後流側で発生する渦が減少し、その結果、電線前後の圧力差が小さくなり風圧荷重を低減できる。電線表面の形状としては溝、多面体、ディンプル等の構造があり、この電線の採用により、支持物の補強をすることなく従来の絶縁電線より太い電線を施設することができる。
出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)