英語名disel-fired generation

ディーゼル機関に発電機を結合して発電を行う方式。ディーゼル機関はシリンダ内に吸入した空気を急激に圧縮して高温度の圧縮空気にし、特別の点火装置を設置せずに圧縮空気中に燃料油を噴霧させ、自然着火爆発を起こさせる。この際の膨張エネルギーをピストンの往復運動として取り出し、コネクティングロッドとクランクにより往復運動を回転運動に変えるものである。ディーゼル発電は出力に対して小型軽量であり、始動性がよく熱効率が高い等の長所があるが、単機容量の大型化が困難であることから、離島、船舶、工場用等の電源に用いられている。また発電所の非常用電源、通信関係や病院関係等停電の許されない負荷を対象とした非常用電源として用いられている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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