英語名Fast Reactor Cycle Technology Development project

もんじゅのNa(ナトリウム)漏えい事故等を契機に核燃料サイクル開発機構(現、日本原子力研究開発機構)を中心に開始された「FBRサイクル実用化戦略調査研究」ではNaを含む多様な冷却材や再処理技術等のシーズ技術のサーベィを実施し、将来のFBRサイクルの候補技術について検討を行った。
当該研究では7年間の検討成果を基に、将来の主概念として炉はNa冷却ループ型炉、サイクル技術は先進湿式法/簡素化ペレット法を選定した。2006年度以降は調査研究から主概念の実用化に向けた研究開発へと移行したことから、プロジェクト名を「FBRサイクル実用化研究開発(FaCT:Fast Reactor Cycle Technology Development)」とし、実用化に向けた研究開発を進めている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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