3月14日にパワーアカデミー研究助成の2024年成果報告会を、令和6年電気学会全国大会と同じく、徳島大学常三島キャンパスで開催し、約60名の方々にご参加いただきました。

パワーアカデミー研究助成は、電気工学分野における産業界の中長期的な課題に対応した大学や高等専門学校の研究を支援することにより、産学共同研究を促進することを目的としております。成果報告会は、研究期間の終了を迎える研究の成果をご紹介いただき、パワーアカデミーの構成企業である電力会社やメーカーの皆様と大学・高専の皆様が直接意見交換いただく機会となります。

今年は2021年度に採択された特別推進研究1件、2022年度に採択された萌芽研究5件の成果が報告されました。特別推進研究「高圧直流電気鉄道システムの実現を可能とするハイブリッド直流遮断器の開発」については、東京工業大学 全助教より成果が報告されました。また、萌芽研究5件についても研究代表者から成果が報告され、産学で活発な討論がなされました。プログラムはこちらをご覧ください。

発表者の皆様、活発な討論をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。

2024年 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞

成果報告会において発表された萌芽研究の中から、特に優れた成果報告に対して「パワーアカデミー萌芽研究優秀賞」を贈呈いたしました。2024年成果報告会での受賞者は以下の通りとなります。

2024年 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞 受賞者

大阪大学	坂井 勝哉
東京海洋大学	米田 昇平
岡山大学	井上 良太
奈良工業高等専門学校	石飛 学
東京工業大学	Deng Siqi

（発表順、敬称略）