山梨大学 關谷 尚人 准教授 による特別推進研究「最高性能高周波用超電導線材の開発とそれを用いた超高効率ワイヤレス電力伝送システムの開発」の成果報告

3月15日にパワーアカデミー研究助成の2023年成果報告会を、同時開催の令和5年電気学会全国大会と同じく、名古屋大学東山キャンパスで開催しました。

パワーアカデミー研究助成は「産学共同研究の促進」を目的としており、研究期間の終了を迎える研究の成果をご紹介いただくこの成果報告会は、パワーアカデミーの構成企業である電力会社やメーカーの皆様と電気工学を学ぶ大学・高専の皆様が直接意見交換いただく機会となります。

今年は2020年度に採択された特別推進研究1件、2020~2021年度に採択された萌芽研究15件の成果が報告されました。特別推進研究については「最高性能高周波用超電導線材の開発とそれを用いた超高効率ワイヤレス電力伝送システムの開発」の成果が報告されました。プログラムはこちらをご覧ください。

4年ぶりの現地開催となり、約60名の方々にご参加いただきました。発表者の皆様、活発な討論をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。

次回の2024年成果報告会は、令和6年電気学会全国大会に併せて、2024年3月に徳島大学での開催を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

なお、特に優れた萌芽研究の成果報告に対して「パワーアカデミー萌芽研究優秀賞」を贈呈いたしました。2023年成果報告会での受賞者は以下の通りとなります。

2023年 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞 受賞者

東京大学中村 信
東京工業大学熊代 明
北海道大学中村 綾花
大阪大学芳澤 信哉
東北大学小林 弘明

(発表順、敬称略)

写真左から、岡村修PA事務局長、芳澤信哉先生、熊代明さん、中村綾花さん
(小林弘明先生、中村信さんは授賞式ご欠席)