埼玉大学 稲田助教 による特別推進研究「アーク誘発乱流構造に着目したアーク消滅メカニズムの解明 -次世代ガス遮断器の開発に向けた新アプローチ-」の成果報告

3月22日、23日にパワーアカデミー研究助成の2022年成果報告会を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、同時開催の令和4年電気学会全国大会と同様にWebexを用いたオンライン開催としました。

パワーアカデミー研究助成は「産学共同研究の促進」を目的としており、研究期間の終了を迎える研究の成果をご紹介いただくこの成果報告会は、電気を作って届ける電力会社や電気の機器を作るメーカーの皆様と電気工学を学ぶ大学・高専の皆様が直接意見交換いただく機会となります。

今年は2019~2020年度に採択された特別推進研究1件、萌芽研究19件の成果が報告されました。特別推進研究については、2019年度採択の「アーク誘発乱流構造に着目したアーク消滅メカニズムの解明 -次世代ガス遮断器の開発に向けた新アプローチ-」の成果が報告されました。プログラムはこちらをご覧ください。

3月22日も23日も、約40名の方々にご参加いただきました。発表者の皆様、活発な討論をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。

次回の2023年成果報告会は、令和5年電気学会全国大会に併せて、2023年3月に名古屋大学(東山キャンパス)での開催を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

なお、特に優れた萌芽研究の成果報告に対して「パワーアカデミー萌芽研究優秀賞」を贈呈いたしました。2022年成果報告会での受賞者は以下の通りとなります。

2022年 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞 受賞者

名城大学益田 泰輔
岡山大学井上 良太
名古屋大学兒玉 直人
東京理科大学塩尻 大士
茨城大学鵜野 将年

(発表順、敬称略)