東京都市大学 三宅教授 による特別推進研究
「直流絶縁技術のブレークスルーに向けた計算科学を活用した絶縁材料設計手法の創成」の成果報告

大分大学 後藤教授 による特別推進研究
「固体高分子形燃料電池の周囲磁界計測による電池内部の発電電流分布非接触測定法」の成果報告

3月9日、10日にパワーアカデミー研究助成の2021年成果報告会を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、同時開催の令和3年電気学会全国大会と同様にWebexを用いたオンライン開催としました。

パワーアカデミー研究助成は「産学共同研究の促進」を目的としており、この成果報告会は産学が一堂に会して研究成果や産学連携についての意見交換を行う貴重な場です。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により成果報告会を中止としましたが、この1年でオンラインでのイベント開催が普及してきたこともあり、今年は10回目となる成果報告会をオンラインで開催することができました。

昨年からの振替発表も含め、今年は2017~2019年度に採択された特別推進研究2件、萌芽研究16件の成果が報告されました。特別推進研究については、2017年度採択の「直流絶縁技術のブレークスルーに向けた計算科学を活用した絶縁材料設計手法の創成」、2018年度採択の「固体高分子形燃料電池の周囲磁界計測による電池内部の発電電流分布非接触測定法」の成果が報告されました。プログラムはこちらをご覧ください。

3月9日も10日も、それぞれ約40名の方々にご参加いただきました。発表者の皆様、活発な討論をいただいた皆様に心から御礼申し上げます。

次回の2022年成果報告会は、令和4年電気学会全国大会に併せて、2022年3月に岡山大学(津島キャンパス)での開催を予定しております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

なお、特に優れた萌芽研究の成果報告に対して「パワーアカデミー萌芽研究優秀賞」を授与いたしました。2021年成果報告会での受賞者は以下の通りとなります。

2021年 パワーアカデミー萌芽研究優秀賞 受賞者

九州大学稲葉 優文
愛媛大学尾﨑 良太郎
埼玉大学稲田 優貴
東京工業大学佐野 憲一朗
東京都立大学林 真一郎

(発表順、敬称略)