2016年度 パワーアカデミー研究助成
「特別推進研究」および「萌芽研究」公募結果の報告
2016年12月22日
2016年8月24 日に申請を締め切りました2016年度パワーアカデミー研究助成の「特別推進研究」および「萌芽研究」の公募結果をご報告致します。おかげさまで、多くの先生方や学生の皆様にご応募いただきました。厚く御礼申し上げますとともに、今後ともパワーアカデミーの活動にご協力をお願い致します。
1.特別推進研究
応募案件に対して、研究の先駆性、独創性、革新性、実効性、発展性等の観点から厳正な選考のうえ、以下の1件を選定致しました。(応募:4件)
研究件名 | 人工ナノ粒子導入Y系超伝導線材を用いた縦磁界利用大容量DCケーブルの開発 | |
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代表者 | 成蹊大学大学院 理工学研究科 | 三浦 正志 准教授 |
共同研究者 | 東北大学 金属材料研究所 | 淡路 智 教授 |
九州工業大学 情報工学部 電子情報工学科 | 木内 勝 准教授 | |
期間 | 2017年2月~2019年3月(2年間) | |
概要 | 太陽電池、電気自動車や電力貯蔵など直流を利用した機器が普及している背景を受け、大容量DC送電に役立つこれまでに無い革新的縦磁界利用YBa2Cu3Oy (Y系) 超伝導DCケーブルの開発を目指す。具体的には、縦磁界中臨界電流を向上させるために量子化磁束運動を抑制する人工ナノ粒子をY系線材に導入し、その線材を用いた縦磁界利用Y系超伝導DCケーブルの設計・試作を行い大容量DC送電に貢献する技術を確立する。 |
2.萌芽研究
応募案件に対して、研究の先駆性、独創性、革新性、実効性、将来性、支援の必要性等の視点から厳正な選考のうえ、別紙-1(PDF)の17件(うちチーム型共同研究1件、博士課程学生枠:4件)を選定致しました。(応募:43件(うちチーム型共同研究6件、博士課程学生枠6件))