会場の様子

パワーアカデミーは、3月16日にパワーアカデミー研究助成の「2016年成果報告会」を電気学会の全国大会に合わせ、東北大学で開催しました。パワーアカデミー研究助成は、電気工学分野の活性化のための活動の一環として行っており、その研究成果の報告の場である「成果報告会」は今回で6回目の開催となりました。(パワーアカデミー研究助成については、こちらを参照下さい)。

今回、2014年度に採択された23名の先生方から研究成果について報告されました。特別推進研究については、「再生可能エネルギー発電の急変動補償のためのインダクタンス可変型高温超伝導電力貯蔵装置(HTS-SMES)の開発」の成果報告があり、萌芽研究では博士課程学生枠5件を含めて18件報告されました(詳細のプログラムは こちらを参照下さい)。

産学から約80名の方にご参加いただき、様々な分野のご発表に対して、活発な質疑応答が行われました。先生方からは、研究成果に加えて、それらの成果の活用イメージについても触れていただき、今後の電気工学分野での産学共同研究等の連携に向けた議論が行われました。また、学校や分野を越えた先生方のネットワークづくりに資する情報収集・交換の場ともなりました。
成果報告会でご発表いただきました先生方、参加者の皆様、ありがとうございました。

次回の「成果報告会」は、2017年3月(電気学会全国大会:富山大学)を予定しておりますので、よろしくお願い致します。

なお、パワーアカデミーでは、パワーアカデミーの趣旨であります産学連携の推進という観点で、萌芽研究採択者の中から「萌芽研究優秀賞」の表彰を行いました。2016年成果報告会での受賞者は以下の通りです。

埼玉大学稲田 優貴 助教
九州工業大学大塚 信也 准教授
金沢大学尾崎 光紀 助教
兵庫県立大学菊池 祐介 准教授
長岡技術科学大学高橋 広樹 博士課程

写真左から、稲田先生、菊池先生、大塚先生、尾崎先生

写真左から、稲田先生、菊池先生、大塚先生、尾崎先生