2014年度 パワーアカデミー研究助成
「特別推進研究」および「萌芽研究」公募結果の報告
2014年10月31日
2014年7月23 日に申請を締め切りました2014年度パワーアカデミー研究助成の「特別推進研究」および「萌芽研究」の公募結果をご報告致します。おかげさまで、多くの先生方や学生の皆様にご応募いただきました。厚く御礼申し上げますとともに、今後ともパワーアカデミーの活動にご協力をお願い致します。
1.特別推進研究
応募案件に対して、研究の先駆性、独創性、革新性、実効性、発展性等の観点から厳正な選考のうえ、以下の1件を選定致しました。(応募:5件)
研究件名 | 再生可能エネルギー発電の急変動補償のためのインダクタンス可変型高温超伝導電力貯蔵装置(HTS-SMES)の開発 | |
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代表者 | 岡山大学 大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻 | 金 錫範 教授 |
共同研究者 | 早稲田大学 理工学術院 | 石山 敦士 教授 |
東北大学 大学院工学研究科 電気エネルギーシステム専攻 | 津田 理 教授 | |
北海道大学 大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 | 野口 聡 准教授 | |
大阪大学 核物理研究センター | 植田 浩史 特任助教 | |
期間 | 2014年12月~2016年11月(2年間) | |
概要 | 本研究では、メガソーラファームなどの再生可能エネルギー発電による発電量の急変動を補償するために、充放電時間を短縮させた瞬発力の高い小型HTS-SMES装置の開発を行う。開発するHTS-SMES用マグネットは、線間無絶縁方式とマグネットのインダクタンス制御を可能とする方法を採用した世界初のマグネットであり、今までのSMES装置に比べ充電時間が飛躍的に短縮され、小型化・低コストも可能となり、実用化が可能となる。 |
2.萌芽研究
応募案件に対して、研究の先駆性、独創性、革新性、実効性、将来性、支援の必要性等の視点から厳正な選考のうえ、別紙-1(PDF)の22人(うち博士課程学生枠:5人)を選定致しました。(応募:68人(うち博士課程学生枠12人))