2012年7月23日に申請を締め切りました2012年度パワーアカデミー研究助成の「特別推進研究」および「萌芽研究」の公募結果をご報告致します。おかげさまで、多くの先生方や学生の皆様にご応募頂きました。厚く御礼申し上げますと共に、今後ともパワーアカデミーの活動にご協力をお願い致します。

1.特別推進研究

7件の応募があり、研究の意義、研究の実効性、研究の波及効果などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、以下の1件を選定致しました。

(1)「スマートグリッドのための、スマートグリッドによる雷害対策高度化」

代表者 静岡大学 工学部 電気電子工学科 道下 幸志 教授
共同研究者 静岡大学 工学部 電気電子工学科 河本 映 准教授
愛知工業大学 工学部 電気学科電気工学専攻 箕輪 昌幸 教授
湘南工科大学 電気電子工学科 関岡 昇三 教授
岐阜大学 電気電子工学科 電気電子工学専攻 王 道洪 准教授
期間 2012年12月~2014年11月(2年間)
概要 太陽光発電・風力発電設備やスマートメーターの効率的な雷害対策手法を確立するとともに、雷観測データを収集して落雷位置標定を高精度することで地域の雷特性を把握し、雷リスクマネジメントによりコストパフォーマンスの良い効率的な雷害対策を立案することにより、スマートグリッドの信頼性向上に貢献する。

2.萌芽研究

若手研究者を中心に69件(うち博士課程学生枠:15件)の応募があり、研究の意義、研究の将来性、研究支援の必要性などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、別紙-1(PDF:29KB)20件(うち博士課程学生枠:5件)を選定致しました。