2011年度 パワーアカデミー研究助成
「特別推進研究」および「萌芽研究」公募結果の報告
2011年10月27日
今年8月1日に締め切らせて頂いた2011年度パワーアカデミー研究助成の「特別推進研究」および「萌芽研究」の公募結果をご報告致します。おかげさまで、多くの先生方にご応募頂きました。厚く御礼申し上げますと共に、今後ともパワーアカデミーの活動にご協力をお願い致します。
1.特別推進研究
6件の応募があり、研究の意義、研究の実効性、研究の波及効果などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、以下の1件を選定致しました。
(1)「パワー半導体モジュール封止用絶縁材料のナノコンポジット化」
代 表 者 | 早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻ならびに共同原子力専攻 |
大木 義路 教授 |
---|---|---|
共同研究者 | 東京都市大学 工学部 機械システム工学科 | 田中 康寛 教授 |
沼津工業高等専門学校 電子制御工学科 | 遠山 和之 教授 | |
九州工業大学大学院 工学研究院 電気電子工学研究系 電気エネルギー部門 |
小迫 雅裕 助教 | |
豊橋技術科学大学 工学教育国際協力研究センター 電気・電子情報工学系兼務 |
穂積 直裕 教授 | |
期 間 | 2011年12月~2013年11月(2年間) | |
概 要 | 電力直交変換器等への適用を目指して、パワー半導体モジュールに用いられる絶縁材料を、熱伝導性や電気絶縁性に優れたマイクロ・ナノ複合コンポジットに代替するために、熱的・電気的特性のメカニズムを解明し、用途に応じた材料設計指針を確立する。 |
2.萌芽研究
若手研究者を中心に37件の応募があり、研究の意義、研究の将来性、研究支援の必要性などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、別紙-1(PDF:96KB)の21件を選定致しました。