2010年度 パワーアカデミー研究助成
「特別推進研究」および「萌芽研究」公募結果の報告
2010年10月25日
去る8月2日に締め切らせて頂いた「特別推進研究」および「萌芽研究」の公募結果をご報告致します。おかげさまで、多くの先生方にご応募頂きました。厚く御礼申し上げますと共に、今後ともパワーアカデミーの活動にご協力をお願い致します。
1.特別推進研究
12件の応募があり、研究の意義、研究の実効性、研究の波及効果などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、以下の2件を選定致しました。
(1)「インバータ駆動電動機における高周波過電圧対策と革新的耐電圧特性向上に関する大学間連携研究」
代 表 者 | 東京大学 准教授 熊田亜紀子 |
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共同研究者 | 芝浦工業大学 教授 松本聡、関西大学 専任講師 米津大吾 九州工業大学 特任助教 原田克彦 |
期 間 | 2010年11月~2012年10月(2年間) |
概 要 | インバータ駆動電動機における過電圧現象の解明および対策提言を通じて、電動機システムの信頼性、寿命向上を図り、電気エネルギーの高度利用に貢献 |
(2)「電池の適正充放電管理に基づく自然エネルギー発電共生型電気自動車エネルギーマネジメント・制御システム」
代 表 者 | 九州工業大学 教授 三谷康範 |
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共同研究者 | 立命館大学 教授 福井正博、徳島大学 准教授 北條昌秀 九州工業大学 准教授 渡邊政幸 |
期 間 | 2010年11月~2012年10月(2年間) |
概 要 | 電気自動車の蓄電池運用による太陽光発電の変動出力制御マネジメントシステムを構築し、快適性を備えた低炭素社会における電気エネルギーの高度利用に貢献 |
2.萌芽研究
若手研究者を中心に54件の応募があり、研究の意義、研究の将来性、研究支援の必要性などの項目を各方面の専門家に評価して頂きました。パワーアカデミーでは、これらの評価に基づいた厳正な審査を実施し、別紙-1(PDF:96KB)の21件を選定致しました。