去る11月5日(金)、東北大学 先端電力工学(東北電力)寄附講座主催 第8回研究交流会が開催されました。

■開催概要

日時 2010年11月5日(金)13:30~18:00
会場 東北大学 青葉記念会館 5階会議室(501号室)
参加者 財団法人電力中央研究所、秋田大学、秋田県立大学、岩手大学、東北学院大学、東北工業大学、新潟大学、八戸工業大学、山形大学、東北電力関係者、東北大学
プログラム
  • 開会挨拶  岡田 健司(東北大学 先端電力工学(東北電力)寄附講座)
  • 特別講演 「日本型スマートグリットの実現に向けた課題と取り組み」
    財団法人電力中央研究所 システム技術研究所長 栗原 郁夫
  • 東北地域各大学からの低炭素社会の実現に向けた電気・エネルギー分野での教育研究の取り組みの紹介
  • 閉会挨拶 一ノ倉 理(東北大学)

■主な内容

第8回研究交流会では、主に東北地域の低炭素社会実現に向けた電気・エネルギー分野での教育研究の取り組みなどについて情報交換が行われました。

(1)開会挨拶
東北大学大学院工学研究科 岡田健司客員教授より、先端電力工学(東北電力)寄附講座の設立の主旨、今回の研究交流会のテーマ「東北地域の低炭素社会実現に向けた電気・エネルギー分野での教育研究の取り組み」について、さらに寄附講座の活動概要、過去7回の研究交流会の実施概要について説明がありました。

特別講演

(2)特別講演
財団法人電力中央研究所システム技術研究所栗原郁夫所長より「日本型スマートグリットの実現に向けた課題と取り組み」と題し特別講演が行われました。以下が主な講演内容です。

(3)東北地域各大学からの低炭素社会の実現に向けた電気・エネルギー分野での教育研究の取り組みの紹介
東北地域8大学より今回の研究交流会テーマについて紹介がありました。以下、主な紹介内容です。

東北地域各大学からの低炭素社会の実現に向けた電気・エネルギー分野での教育研究の取り組みの紹介

各校からの低炭素社会実現に向けた電気・エネルギー分野に係る教育研究に関し活発な質疑・討論が行われました。また、学生を対象としたものづくり教育や地域社会との関わについての課題、学生の進路などについても意見が交わされました。

(4)閉会挨拶
東北大学大学院工学研究科 一ノ倉 理 教授より、近年の環境・エネルギー分野への関心の高まりから、電気・エネルギー分野を希望する学生が増えていること、東北地域の電力・エネルギー分野の発展のために今後も意見交換などを続けていきたいなどの話がありました。

先端電力工学(東北電力)寄附講座では、東北地域での産学研究の一層の活性化を目指し、次年度もこのような会を開催する予定です。興味のある方は奮ってご参加ください。