小売自由化

英語名
liberalization of retail market

日本における電力自由化は、規制緩和の流れの中、競争原理の導入によって国際的に遜色ない電気料金を実現する目的で開始された。2000年3月、契約電力2,000kW以上の特高需要家(販売電力量ベースで市場全体の約3割)に対する小売が自由化された。自由化範囲は徐々に拡大され、2004年4月に契約電力500kW以上の大口高圧需要家(同約4割)、2005年4月に契約電力50kW以上の全高圧需要家(同約6割)が開放された。
2016年4月からは、低圧需要家を含む小売全面自由化が開始された。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2009 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)に最新の状況を反映

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