浮体式洋上風力

英語名

浮体式洋上風力発電は、海上に風車を浮かべて発電する方式の風力発電である。欧州では海底に風車を設置する着床式が主流であり、浮体式は世界で事例が少ない。
日本は遠浅の海域が少なく、着床式の設置可能な範囲に限りがある。一方、浮体式の場合は水深の深い場所でも気候条件が整えば設置可能である。
日本は世界第6位の排他的経済水域面積を保有しており、設置できる候補地は多い。このため、崎山沖、福島沖、北九州市沖といった沖合で浮体式洋上風力発電に関する実証が盛んに行われている。

出典) 電気学会用語解説 第99回テーマ「浮体式洋上風力発電」

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