負荷曲線

英語名
load curve

電力需要は、社会・経済の動向や気温等の気象条件を反映し、時々刻々変動している。この電力需要の動きを各時間ごとに、連続的に表したもの。全体の電力負荷をみれば季節別では夏季に、時間帯別では昼間に集中する傾向があり、これはそのまま発電パターンを示すことになる。一方、電気料金制度は、需要家群別の負荷曲線により供給原価を配分することで個々の料金率が決定されるシステムになっている。このように電力供給設備の利用率を判断したり、電気料金を決定する際に用いる等、電力会社にとって重要な概念の一つとなっている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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