速度垂下特性

英語名

電力系統の周波数は、系統に接続された発電機の回転速度によって決まる。系統の水車発電機およびタービン発電機は、各機間の負荷配分を適正にし、かつ安定に運転するために「周波数が低下すると発電電力が増加し、周波数変化を抑制するように働く」特性をもたせている。これを、発電機の速度垂下特性という。速度垂下特性を表すものとして、速度調定率があり、一般に調定率εは2~7%程度に設定されている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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