電気工学のキーワード
パワーエレクトロニクス
電子工学(エレクトロニクス)の技術を使って、電力を変換・制御する技術をパワーエレクトロニクスと言います。具体的にはサイリスタ(スイッチング機能をもつ半導体素子)などを利用した電力の変換・制御を中心に、その応用技術を含む工学のことを指します。家庭からオフィス、大規模なシステムや工場にいたるまで、その省エネルギーや高性能化を支えているのはパワーエレクトロニクス。今後ますます増大する電気エネルギーの効率的利用に大きな役割を果たします。
利用分野
液晶テレビやエアコンなどの家庭用電気製品から、インバータを用いたモータの制御、電車、自動車、大規模な通信システムや工場などの電源装置まで、その応用範囲は幅広い。
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藤田 吾郎 教授(ふじた ごろう)
当研究室は1998年にスタートしました。現在は20名弱のメンバーのもとに、エネルギー系に関する学外共同研究の実施などを中心に取り組んでいます。最近のテーマは,①分散電源系統連系技術(風力,太陽光,燃料電池など含む),②配電系統の電力品質改善技術,③...
- 国公立/東京都
- 東京大学 工学部 電気電子工学科
馬場 旬平 准教授(ばば じゅんぺい)
当研究室は、2007年に仁田研究室を引き継ぐ形で開設されました。超電導とパワーエレクトロニクスの電力応用の研究をしております。まだ開設されて間もない研究室なので卒業生はまだ少数でありますが、仁田研究室時代からの卒業生は50名弱おり、各界で活躍...
林 泰弘 教授(はやし やすひろ)
2009年春に開設。当研究室では、太陽光や風力発電などの環境に優しい再生可能エネルギー源の導入と電気エネルギーの安定供給の双方を継続実現可能な次世代の最適な電気エネルギー供給形態(先進スマートグリッド)をトータルデザインすることを目指してい...
- 国公立/新潟県
- 長岡技術科学大学 電気系
伊東 淳一 教授(いとう じゅんいち)
当研究室は、2004年開設。これまで、パワーエレクトロニクスの基盤/最先端技術で企業や研究機関との共同開発や多くの学術論文誌掲載を達成し、世界の産業界に大きく貢献しているアグレッシブな研究室です。開設間もない頃から、博士後期課程の学生を多数抱...
- 国公立/富山県
- 富山大学 大学院 理工学研究部
大路 貴久 教授(おおじ たかひさ)
1949年の大学発足時に創設され、長年、電気工学分野の研究と教育に携わってきた伝統ある研究室です。近年は主に電気-電気、電気-機械のエネルギー相互変換を効果的かつ効率的に行うシステムを研究対象としています。2023年度は、教員2名、大学院生12名、...