◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆   パワーアカデミー メールマガジンvol.174(2023年7月31日号)   ~電気工学に関わる最新のお役立ち情報をお届けしています!~ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.174 注目コンテンツはこちら ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ≪1≫ 社会人インタビューvol.52/ 東京電力パワーグリッド株式会社 小峰 清香さん 小峰さんは、電気工学の知識を活かして活躍している女性です。電気工学の魅力 とこれまで挑戦されてきた業務についてご紹介いただきました。同時に今後の電 気工学分野での女性の活躍に期待を込めてエールを送っていただきました。 ⇒ https://www.power-academy.jp/human/electrical-engineering-girls/vol03/ ≪2≫2023年度 パワーアカデミー研究助成 募集中!! パワーアカデミーでは、大学や高等専門学校での研究に対する助成を2009年度から 行っています。2023年度も引き続き、研究助成を実施することとなり、募集を開始 しております。研究者の皆様、下記リンク先の募集案内から奮ってご応募ください! ⇒ https://www.power-academy.jp/info/2023/003759.html ≪3≫パワーアカデミー研究助成採択者インタビュー パワーアカデミーでは、産学連携のさらなる促進のため、大学や高等専門学校への 研究助成を行っています。2021年度萌芽研究に採択された小林先生(東北大学)、 芳澤先生(大阪大学)、中村さん(東京大学) および2020年度萌芽研究に採択された 井上先生(岡山大学)と 兒玉先生(名古屋大学)にインタビューを行い、研究の今 後の展開をご紹介いただくとともに、学生の皆さんへのアドバイスをいただきました。 ※ご所属は採択時点のものです。 ⇒(2021年度採択)https://www.power-academy.jp/future/rg/rg2021/ ⇒(2020年度採択)https://www.power-academy.jp/future/rg/rg2020 ≪4≫身近な電気工学/第37回 人間も人工知能も「学習」と「電気」が不可欠です。 文章を自動生成してくれる対話型AI “Chat GPT”に代表されるように、AI(人工知能) の進化は目覚ましいものがあります。このAIは、人間と同じような思考を持つコンピ ュータと思われがちですが、そうではなく、「人間の思考プロセスと同じような形で動 作するプログラム」です。最近話題のAIと電気工学の関わりについてご紹介します。 ⇒ https://www.power-academy.jp/electronics/familiar/fam03700.html ≪5≫お知らせ/『子供の科学』8月号にパワーアカデミーの取材記事が掲載 パワーアカデミーでは若年者へ電気工学に対する興味を持ってもらうため、「電気」 に関する記事を、小・中学生向け科学誌の『子供の科学』に掲載しています。 同誌8月号では『地球温暖化に立ち向かう苫小牧CCS大規模実証試験』と題して 日本CCS調査株式会社の取材記事が掲載されました。 ⇒ https://www.power-academy.jp/about/outline/book/ ≪6≫電気学会「高校生みらい創造コンテスト」作品募集中!(再案内) 高校生および高専3年生までを対象に電気・エネルギー・環境を対象とした論文、 パワーポイントまたはポスターを募集しています。 本コンテストは、高校生が電気・エネルギー技術および環境問題を身近なものと 感じ、我が国の基盤を支える重要な技術であることや、未来を拓く有望な技術で あることを理解し、電気工学を学ぶ契機となることを期待して行うものです。電 気・エネルギーの作り方や使い方などについて、未来の姿を創造した内容に期待 しています。 最優秀賞には5万円、優秀賞には3万円、佳作賞には1万円、各賞の指導教員に 教材費2万円が贈呈されます。奮ってご応募お願いします! また、ご家族、お知り合いの高校生や高専生がおられましたら、ぜひお声掛け お願いします! <応募締切 令和5年10月23日(月)> ⇒ https://www.iee.jp/pes/award/student/ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-= ■■■■■■■■■■■■ 事務局のつぶやき ■■■■■■■■■■■■■■ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=- この夏、自分は人生最大の入院を経験した。理由はさておき今夏は安静の夏となっ ている。いっそ蔓延防止措置法中であって欲しかったと思うほどだ。 さて、ここで話は一旦飛ぶ。絶対安静を言い渡された期間、自分はピアノに触って いない。触る気にもならない。あ~、これはたぶんそうなるな…とは思っていた。 器楽科だった学生期までの経験上、この種のインターバルはヤバいんですよ。なに がヤバいかというと…。 人間の指は均等には造られていない。親指と小指では指の長さも太さも違う。例え ば「ラ」の鍵盤を何も考えずに、つまり自然体のままで押すと、親指で押すほうが 小指よりも大きい音が出る。指の動作も、人差指のほうが小指薬指よりよほど機敏 に動く。中指と薬指はそもそも動作がくっついている。この自然体のままで演奏す ると、どの指でどの鍵盤を押したのか、つまり分かってしまうのだ。自覚してその ように演奏したならそれは構わないが、「自覚なくそうなってしまう」というので は話が全然違う。西洋の言うArtとは「自分の意志で制御(コントロール)できる」 というポイントを指すのではないか?と、この状況下でふと思ってしまったのだ。 パワーアカデミーは電力を扱っているので大胆に例えるなら、ロードカーブ(需給 曲線)を再生可能エネルギーだけで綺麗に描くのは難しいでしょ。そんなイメージ。 そう、入院・安静期間で自分の指はすっかり自然体(natural)に戻っていたわけ。 Naturalな演奏をするためにはArtが必要なわけで、一見矛盾しているが実は矛盾 していない。では、どうartな指に近づけていくか?これはもう基礎練習なんですね。 弾きたい曲をいきなり弾いてもただ雑な演奏になるだけで、この状態でいくら練習 したところで雑を増幅させていくだけ、という空しい結果になる。 基礎練習とは、そりゃもう聴力と筋力を駆使した地味な指運動の反復練習である。 芸術性などという一見華やかなイメージとは対極にあり、マスコミが取り上げるは ずもない。ふと、あー、基礎研究が重要ってこういうことなんだなと思った。練習 が研究に繋がってしまうところ、自分もいつの間にかPA人っぽくなったもんだ…と、 まん防延長中の盛夏に思った。t.k ------------------------------------------------------------------------ パワーアカデミーは、まだまだ進化します。 今後もどうぞ、大いにご期待ください。 ------------------------------------------------------------------------ ▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【メルマガの配信中止、アドレス変更】 https://www.power-academy.jp/mail/cancel.php ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行:パワーアカデミー事務局 URL: http://www.power-academy.jp/ 無断転載禁止。このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。 こちらへご返信いただいてもご対応できませんのでご了承ください。 Copyright(c) Japan Power Academy. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━