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　　パワーアカデミー　メールマガジンvol.138（2020年7月31日号）
　　～電気工学に関わる最新のお役立ち情報をお届けしています！～
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vol.138　注目コンテンツはこちら
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≪1≫ 学生インタビューvol.50　香川高等専門学校　漆原・吉岡研究室
産業界や研究の第一線で活躍中の人材を多数輩出してきた香川高等専門学校。
「漆原・吉岡研究室」の皆さんにオンラインでお話を伺いました。コロナ禍の
影響で遠隔授業対応をされていましたが、前向きな姿勢で研究を続けていました。
⇒　https://www.power-academy.jp/human/university/vol50/

≪2≫ 身近な電気工学／第31回 人のカラダの中には、弱い電気が流れている
今回の新型コロナウイルス感染症に対しても、医療現場の強い味方となっている
医療機器。今回は、生体の電気現象と医療機器の関わりについてご紹介します。
生体の電気信号を測定する診断装置は、現代医療に不可欠な装置です。
⇒　https://www.power-academy.jp/electronics/familiar/fam03100.html

≪3≫ 2020年度　パワーアカデミー研究助成 募集中！！
パワーアカデミーでは、大学や高等専門学校での研究に対する助成を2009年度から
行っています。
2020年度も引き続き、研究助成を実施することとなり、募集を開始しております。
研究者の皆様、下記リンク先の募集案内から奮ってご応募ください！
⇒　https://www.power-academy.jp/info/2020/002681.html



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■■■■■■■■■■■■　事務局のつぶやき　■■■■■■■■■■■■■■
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江戸時代中期に、佐竹曙山、蔦屋重三郎、という2人の人物がいる。偶然にも
同時代に生まれた2人に身分の共通項は全くない。佐竹曙山は秋田藩8代藩主
であり、蔦屋重三郎の親の勤め先は吉原遊郭だったらしい。

互いが顔見知りということはありえない。が！この二人には実は共通項がある。
佐竹義敦（雅号:曙山）、秋田に瞬間花開いた秋田蘭画最大の庇護者であり自らの
画才も謙虚に磨いた。彼の最大の功績は小田野直武を見出したことだと思う。そう、
解体新書の挿絵を描いた人物である。写真のない当時、遠近法や写実性が特徴の
洋画技法は医者技術者には必須であるが、鎖国下で洋画を学ぶことは容易ではない。
藩主の庇護の元、陪臣にすぎない直武はせっせと励み、もっと学びたいなら江戸に
出るべし！との藩主の判断から「銅山方産物吟味役」という全くの充て職を彼に与え
江戸へと送るのだ。
（注：当時、秋田では銅が採れたんです。直武に銅の知識があるとは思えない…）
そして偶然か必然かは不明だが、直武は江戸で解体新書に出会うこととなる。
医者達はさぞ狂喜乱舞したであろう。蔦屋重三郎、あのTSUTAYAの創業者が尊敬
する人物である。版元（出版社）となった蔦屋からは実に多くの才能が世に出た。
歌麿や馬琴、写楽も然りである。
そう、冒頭の2人の共通項とは、才能を見出し育てるパトロンの才があったこと
なのだ！パワーアカデミーの研究助成、目指すは曙山であり蔦重である。
どんな才能が埋もれているか、歴史的貢献を果たさん人材の発掘に余念がない。
(PA新人事務方tk)

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パワーアカデミーは、まだまだ進化します。
今後もどうぞ、大いにご期待ください。
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