エジソン式直流発電機
オリエンテーションが終わり、いよいよ展示物の鑑賞がはじまりました。まずは、電気の父(実用的白熱電球の発明者)とも言えるエジソンが開発を手掛けた直流発電機です。
1890年頃に製造されたと推定されており、当時は白熱電灯用に使用されました。下記の発電機は、エジソン社の製品ラインナップの中でも代表的なもので、1890(明治23)年から下野麻紡績で工場照明用電源として使われたものと同じタイプの製品だそうです。ガイドの方から、この直流発電機の構造について詳しく説明がありました。また、エジソン式直流発電機以外にも、様々な電気事業初期(明治時代中期)の展示物の紹介がありました。

★学生の感想
私は、電気回路が大変好きで、それに関わる研究をしています。初期の電気機器は、構造が簡単で非常に分かりやすいですね。今後の研究の参考になります。
信濃川発電所水車発電機(信濃川発電所立軸フランシス水車発電機)
明治末期になるといよいよ水力発電による長距離送電の時代です。その進化の歴史の説明を受けて、日本の水力発電初期の決定版といえる、信濃川発電所水車発電機の紹介となりました。新潟県の信濃川発電所は、千曲川を源流とする信濃川の豊富な水を利用する水路式発電所です。5基の水車発電機により、建設当時は東洋一の発電所出力165MWを誇りました。1939(昭和14)年に建設され、戦前の水力技術の最高峰と言われます。そのままの形で展示されており、高さは12mにもおよびます。その大きさ・迫力は、学生達を圧倒していました。また、カットモデルを用い、発電機と水車が一体展示されていることで、内部構造が大変分かりやすく、勉強になったようです。

★学生の感想
信濃川発電所は、以前レポートで調べ、写真や図でも見たことがあります。でも、実際に見ると、想像を超えた大きさで驚かされ、分かりにくかった部分の構造も理解することができました。


