2008年12月19日、早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科の学生が授業の一環として、神奈川県川崎市にある“電気の史料館”を訪れました。今回は、当日の模様や学生の感想と共に、電気の史料館の展示物を紹介していきます。
電気の史料館概要
電気の史料館は、東京電力(株)が運営する「電気の歴史博物館」です。史料館の基本コンセプトは、「明治時代より引き継がれた”電気作りの精神”を現代に伝え、次の時代に語り継いでいく」こと。日本の電気事業の120年の歴史は、安全性の確保や環境への配慮を大切にした上で電力供給の安定性と効率性を追求し続けて、今日に至っています。その歴史が全て、電気の史料館で鑑賞することができます。
オリエンテーションホール
最初に、電気の歴史を理解できる映像を2本鑑賞しました。
●電気と社会の120年史
1883年の日本初の電力会社「東京電燈」の設立から、明治~大正~昭和~平成と電力供給が全国に広がっていく様子を映像で紹介しています。電気の普及による生活の変化によって、どのような文化が生み出されたのか。明治、大正、昭和の時代における社会情勢がどう電気事業に影響を与えてきたか。当時の時代背景や社会情勢を交え、電気の120年史を分かりやすく説明しています。学生たちは、3面マルチスクリーンに映し出される、貴重な映像や史料を食い入るように見入っていました。

●私の町に電気が来た日
続いては、全国の市町村に初めて電気が供給された年と社会背景を、映像を通して知ることができる“私の町に電気が来た日”です。好きな都市を自由に選べ、電気がいつ供給されたのかが分かる仕組みになっています。この日は、学生のひとりが、さいたま市をリクエスト。早速調べてみると、さいたま市では1904年(明治37年)に電力供給が開始されており、その電力供給当時の模様がすぐに映像で映し出されていました。学生たちは、一斉に大きな感嘆の声を上げていました。

★学生の感想
今日は、電気の歴史についての映像が一番興味深かったです。特に“私の町に電気が来た日”では、都市を指定して、その都市の電力供給がどのように送電されているのかということまで検索できることに驚かされました。



