生物多様性国家戦略
英語名National Strategy for the Conservation and Sustainable Use of Biological Diversity
政府(地球環境保全に関する関係閣僚会議)が、生物多様性条約に基づき、1995年10月に「生物多様性国家戦略」を決定した。これは、私たちの子孫の代になっても、生物多様性の恵みを受け取ることができるように、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する基本方針と国のとるべき施策の方向を定めたものである。この「生物多様性国家戦略」では、施策の実施状況について毎年点検を行うとともに、概ね5年程度を目途に見直しを行うことが規定されており、2002年3月には「新・生物多様性国家戦略」が定められ、2007年11月には、「第三次生物多様性国家戦略」が定められた。
出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)