英語名combined cycle generation

2種類の発電システムを結合して高温域から低温域までエネルギーを利用し、高い効率を得ようとするもので、燃焼ガスがもっているエネルギーを、高温域はガスタービンで発電し、低温域はガスタービンの排気をボイラに導いて熱回収を行い、発生した蒸気を利用して蒸気タービンで発電するものである。また、この方式では比較的小容量の単位設備をいくつも組み合わせて大容量化することになるので、運用面においても、①起動時間が短く起動停止が容易、②負荷変化率が比較的大きく負荷追従性が良好、③部分負荷時の熱効率が高い、④最低負荷が低い等の優れた特性を有している。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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