英語名polymer electrolyte fuel cell

燃料電池の電解質としてイオン伝導性を有する高分子膜を使用した燃料電池。固体高分子膜は、プロトン伝導性の高さと安定性からスルホン酸基を持ったフッ素系ポリマーが用いられていることが多い。70~90℃と低温で動作するため、起動・停止等の取り扱いやメンテナンスが容易、また高出力密度のため、小型・軽量化がしやすい等の特徴を持ち、家庭用、自動車用、携帯用等の用途への適用が期待されている。電池と電極反応を活性化するために白金等の貴金属触媒が必要。現在、国主導のもと将来の普及をめざし、2005年度から4年間の計画で、1kW級の定置用燃料電池大規模実証事業が展開されている。また、自動車用への適用をめざし、燃料電池自動車等実証研究と水素インフラ等実証研究から構成される水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFCプロジェクト)が2002年度から実施されている。なお、実用化のためには、①電池本体の長寿命化、②コスト低減等の課題解決が必要。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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