英語名Monju

動力炉・核燃料開発事業団(当時)が福井県に原型炉として建設した高速増殖炉(FBR)で、実験炉『常陽』と違って発電設備を備えており、わが国最初の発電できる高速増殖炉である。
熱出力は71万4,000kW、電気出力は28万kW、燃料は炉心部でプルトニウムとウランの混合酸化物、ブランケット部は劣化ウラン、冷却材はナトリウム。『もんじゅ』の目的は、すでに運転中の実験炉『常陽』の実績を基盤とし、その設計、建設、運転の経験を通じて高速増殖発電炉の所期の性能を実証するとともに、将来の実用炉の段階での経済性の目安を得、あわせて将来のわが国の技術基盤を向上させるところにある。
『もんじゅ』は1968年から設計・建設計画に着手され、1985年10月の着工を経て1994年4月初臨界、翌95年8月初発電となったが、同年12月に2次系ナトリウム漏洩事故が発生し、運転を停止した。2006年8月に取りまとめられた「原子力立国計画」において、早期に運転を再開し、発電プラントとしての信頼性の実証と運転経験を通じたナトリウム取扱技術の確立の実現を図ることとされている。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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