英語名demand side management

年々先鋭化する最大電力に伴う年負荷率(平均電力/最大電力)の低下を改善する目的で、需要家と電力会社間の通信手段を利用し、需要家の負荷を電力会社が集中的にコントロールする手法のこと。負荷集中制御は大別すると、・電力会社から電気料金や需要家のロードカーブ等のインセンティブ情報を提供することにより、需要家自らが電気の使い方を抑制する間接負荷制御、・電力会社から需要家の家電機器を直接遠隔操作する直接負荷制御がある。
さらに直接負荷制御は、負荷平準化の目的別に、・ボトムアップを目的とした電気温水器制御、・ピークシフトを目的とした蓄熱・畜電機器制御、・ピークカットを目的としたエアコン制御、等がある。いずれの場合も配電線搬送方式や、有線通信方式、無線通信方式を利用してON/OFF制御等を行うもの。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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