英語名Ultra Super Critical Power Plant

石炭焚発電プラントは、石油やLNG発電に比べてCO2(二酸化炭素)、SOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)の排出量が多い上、環境対策設備による所内動力の増大を招き、他燃料と比較して単位熱量当りのエネルギー効率が低くなる傾向にあった。また、近年の地球温暖化問題においてCO2排出抑制に対する気運が高まる等、環境負荷低減に向けた一層の高効率発電技術への要求が大きくなった。
このような中、超臨界圧プラントの蒸気圧力24.1MPa、蒸気温度566℃を超える超々臨界圧化に向けた技術開発が1980年代から開始、段階的に高温高圧化が図られ、現在までに数々の超々臨界圧プラントが導入されてきた。蒸気圧力においては中部電力(株)川越火力(LNG焚き)の31MPaが、蒸気温度においては電源開発(株)橘湾火力および磯子の600℃/610℃が最高レベルにある。今後は、更なる高効率化と経済性、運用性の観点から700℃級のUSCの技術開発に向けて、新たな高温材料や実規模プラント要素の製造技術が進められる予定である。

出典)「電気事業事典」電気事業講座2008 別巻 ((株)エネルギーフォーラム 発行)

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