Department of Electrical Engineering

創域理工学部 電気電子情報工学科

3分野にまたがる多彩な専門テーマを学び、
電子・情報化社会を担う人材として成長

ハイテク時代を支える電気電子情報工学は、通信・情報、エネルギー・環境、エレクトロニクスデバイスの3分野に大別されます。宇宙、海洋、都市、建設、食品、鉄道、自動車、福祉、娯楽といった社会のあらゆる分野において、情報化を推進する原動力として重要な役割を担っています。本学科では、情報通信工学コース(通信・情報)、電気工学コース(エネルギー・環境)、電子工学コース(エレクトロニクスデバイス)、および3分野の基礎知識の習得に重点を置いた電気電子情報工学コースの4コースに分かれ、電子・情報化社会を担う技術者や研究者を育成しています。

概要図
  • 電気電子情報工学科の特徴1

    柔軟に学べる
    コース制

    豊富な専門選択科目から体系的に科目選択をしていくゆるやかなコース制を採用しています。3年次からは、通信・情報、エネルギー・環境、エレクトロニクスデバイスの3分野に対応するコースに分かれますが、選択したコース以外の科目も自由に選択できます。

  • 電気電子情報工学科の特徴2

    基礎力を固め
    各分野に展開

    1~2年次で全体に共通する基礎科目を学ぶことで、いずれの分野へも自由に展開できる力を養います。そのため低学年のカリキュラムでは、数学、電気磁気学、電気回路理論といった基礎学力をつける科目が主となり、その学力を確かなものにするため演習に力をいれています。

  • 電気電子情報工学科の特徴3

    科目の選択次第で
    様々な資格を取得可能

    様々な資格取得の道が開かれていることも本学科の特徴。科目の選択次第で、電気通信主任技術者、第一級陸上無線技術士の国家試験における一部科目免除、第一種電気主任技術者(要実務経験)、第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士などの資格取得が可能です。

基礎情報・資格 BASIC INFORMATION & CERTIFICATION

キャンパス 取得学位 在籍学生総数 目指せる資格
野田キャンパス 学士(工学)

685名
(男子634名/女子51名)

男子 93%/女子 7%

※2023年5月1日現在

・電気主任技術者/電気通信主任技術者
・第1級陸上無線技術士
・第1級陸上特殊無線技士
・第3級海上特殊無線技士

カリキュラム CURRICULUM

■必修科目 ●選択必修科目 ◆選択科目

1年次 2年次 3年次 4年次
■線形代数学1・2/微分積分学1・2/物理学A1/基礎情報工学A・B/物理学実験A・B/基礎電気数学及び演習/基礎電気工学/電気磁気学A及び演習/電気回路A及び演習/電気物理学/電気電子情報工学デザイン/電気電子情報工学概論
◆化学1・2/物理学A2/現代物理学/図学・製図/技術者倫理
■電気磁気学B及び演習/電気回路B及び演習/応用数学1A・1B/応用数学2A・2B/電気回路C/電子回路A及び演習/電子回路B及び演習/電気工学実験1
●電気磁気測定1/電子物理学
◆電気磁気学C/応用数学3/電気磁気測定2/材料力学/機械工学通論/マルチメディア表現技術
■電気工学実験2
●制御工学1
◆電気英語1・2/応用数学4/電気工学特別講義/電気計測/電子計測
■卒業研究
電気・制御
システム系
●基礎エネルギー工学 ●制御工学2/電気機器学1/パワーエレクトロニクス/ディジタル電子回路
◆電気機器学2/ロボット工学/発変電工学/電力系統工学/送配電工学1・2
◆電気機器設計及び製図
電気鉄道工学
電気法規及び電気施設管理
エレクトロニクス・
マテリアル系
●電気材料学 ●マイクロ波工学/固体電子工学1/量子電子工学
◆電子回路C/電子機能材料/固体電子工学2/集積回路工学A/半導体プロセス工学
情報・通信
システム系
●プログラミング基礎
コンピュータ科学基礎
●伝送工学1/信号処理論1
◆情報理論/符号暗号理論/電気通信工学1・2/伝送工学2/信号処理論2/電波システム工学電波法/プログラミング言語/数値解析コンピュータネットワーク/光通信工学/医用生体工学

2023年度 学修簿 卒業所要単位表

専門
科目
基礎科目 一般教養科目 自由
科目
合計
専門基礎 基幹基礎 関連専門
基礎
自然を学ぶ
科目群
人間と
社会を学ぶ
科目群
キャリア
形成を学ぶ
科目群
外国語を
学ぶ
科目群
領域を
超えて学ぶ
科目群
71 29 30 - 130

卒業研究・
研究室紹介
GRADUATE RESEARCH AND LABORATORIES

電気・制御システム系
エネルギーはすべての源です。電気エネルギーを適切に制御することにより、工場で自動車を作り、新幹線を走らせ、ロボットを動かし、明かりのある快適な生活を作り出し、安全で豊かな社会環境を実現することができます。
エレクトロニクス・マテリアル系
電子機器やコンピュータなどのハードウェアは半導体集積回路や各種デバイスから成り立っています。本分野はそれらデバイスの基幹となる材料やその物性および回路を研究し、新世代の高機能電子機器を生み出す源をつくるものです。
情報・通信システム系
情報は文字や数値、音声、画像など意味のあるデータの集まりです。この情報のやりとりを通信と言います。コンピュータ(電子計算機)は、さまざまな情報の処理・加工・通信を高速かつ正確に実行することができます。

学生の声 VOICE

増加する画像や音声のデータ量 より多くの情報を伝送する仕組みを

学生の声

前田研究室 4年 川端 梨央奈
千葉県・私立千葉日本大学第一高等学校出身

印象的な授業 電気工学実験1

※内容は取材当時のものです。

高速無線通信規格の課題を解決し よりストレスフリーなネット社会を

学生の声

樋口研究室 4年 阿部倉 優太
茨城県・県立竜ヶ崎第一高等学校出身

印象的な授業 電気工学特別講義

※内容は取材当時のものです。

進路 CAREER

進路グラフ

2023年3月31日現在

主な就職先

  • [情報通信業]
    伊藤忠テクノソリューションズ、インテック、NECネッツエスアイ、NTTデータ、NTT東日本、KDDI、SHIFT、セコムトラストシステムズ、ソフトバンク、TIS、東北新社、日本IBM、富士ソフト

  • [機械器具]
    アイシン、NEC、NECプラットフォームズ、キヤノン、スズキ、スタンレー電気、SUBARU、住友重機械工業、東京エレクトロン、トヨタ自動車、日立製作所、ボッシュ、ホンダ、三菱重工業、三菱電機

  • [サービス業、電子部品、電気・ガス・水道・熱供給業]
    首都高速道路、TDK、東京電力ホールディングス、日本航空電子工業、ファナック、村田製作所

2020年3月~2022年3月卒業生

高速無線通信規格の課題を解決し よりストレスフリーなネット社会を

学生の声

樋口研究室 4年 阿部倉 優太
茨城県・県立竜ヶ崎第一高等学校出身

私の研究は、5G以降の高速無線通信における電力変動の課題などを解消することで、遅延の少ないストレスフリーなインターネット社会に寄与するものです。リアルタイム通信は、例えば人里離れた場所に適切な医療を届ける上でも必要な技術で、日本が抱える超高齢化という社会課題の解決にも不可欠です。天才的なひらめきより何度もトライ&エラーを繰り返す根気で成果が出せる点も、この研究の面白さの一つです。

電気工学特別講義

一足先に研究室での研究を体験できる選択科目。次年度には具体的なイメージを持って研究室を選ぶことができ、また研究経験のない人に差をつけられます。楽な科目ではないですが、それだけの価値はあるのでぜひお勧めしたいです。

1 医用生体工学
2 電気計測 電気工学実験
2
ディジタル
電子回路
固体電子工学
1
3 送配電工学1 電波法 電気通信工学
1
制御工学1
4 光通信工学
基礎
電気工学
特別講義
電気英語1
5 パワーエレク
トロニクス
電気機器学1 伝送工学1
6

自分の興味ある科目を自由に選べるため、比較的有意義に時間を使えました。レポート作成にかける時間は必要ですが、合間に塾講師のアルバイトを入れたりもしていました。

※内容は取材当時のものです。

増加する画像や音声のデータ量 より多くの情報を伝送する仕組みを

学生の声

前田研究室 4年 川端 梨央奈
千葉県・私立千葉日本大学第一高等学校出身

高度ネットワークサービスなどの普及で通信トラフィックが急増しています。私が実用化に向けて研究しているのは、短距離大容量光通信の需要に応える「ストークスベクトル変調方式」。光の偏波状態(ストークスベクトル)を利用して3次元空間で変調する方式で、現在用いられている1次元的な強度変調方式よりも多くの情報を伝送できます。伝送システムのプログラム作成、数値シミュレーション実装を進める計画です。

電気工学実験1

1年間で16題目の実験に取り組みます。レポートを作成する際には、実験の内容に関連した参考書やウェブサイトを探し、結果に対する考察をまとめていきます。この積み重ねによって幅広い知識を獲得し、学びを深めることができました。

1 電子物理学 電気磁気測定
1
電子回路A
及び演習
(講義)
2 Listening
and Speaking
Skills 2
Integrated
Skills in
English 2A
機械工学通論 応用数学1A 応用数学2A
3 プログラミング
基礎
電気回路B
及び演習
(講義)
4 電気工学実験
1
電子回路A
及び演習
(演習)
基礎エネルギー
工学
5 電気磁気学B
及び演習
(演習)
電気磁気学B
及び演習
(講義)
電気回路B
及び演習
(演習)
6

時間割の多くが必修科目で占められていました。小テストが実施されるなど、かなりの忙しさです。後期は必修科目が減り、自分が興味を持っている選択科目を履修しました。

※内容は取材当時のものです。

五十嵐 研究室

[専攻]情報理論 [指導教員]五十嵐 保隆 准教授 [キーワード]情報セキュリティ
[テーマ例]❶ブロック暗号の高階差分攻撃耐性評価 ❷ストリーム暗号の差分/線形攻撃耐性評価 ❸ハッシュ関数の中間一致攻撃耐性評価

現代社会は高度な技術により支えられています。その中でも無線LAN、携帯電話、IC乗車カード、ETCカード、衛星放送、地上ディジタル放送、ネットショッピング、ネットバンキング、電子マネーなどの技術を便利で安全なものとするためには、暗号技術の適用が不可欠です。われわれは社会の安全を脅かすような暗号アルゴリズムの欠陥の有無を理論解析、計算機実験により調査、研究しています。

居村 研究室

[専攻]電力変換工学・電磁気学 [指導教員]居村 岳広 准教授 [キーワード]ワイヤレス電力伝送
[テーマ例]❶EVの走行中充電 ❷磁界共振結合によるワイヤレス電力伝送 ❸電界共振結合によるワイヤレス電力伝送

電力を送る方法としては有線の電気コードを使うのが当たり前です。しかし、無線で、非接触で、ワイヤレスで電力を送る方法があります。当たり前を超えた新しい価値を提供し、いつでも何処でも電力が使えるユビキタスエネルギー社会実現を目指し、また、日本におけるワイヤレス電力伝送の一大拠点となるべく研究しています。

楳田 研究室

[専攻]集積回路工学、通信工学 [指導教員]楳田 洋太郎 教授 [キーワード]高速集積回路,通信システム
[テーマ例]❶通信用高速・高出力・高効率・高精度回路技術の研究 ❷大容量・ユビキタス可視光通信用回路およびシステムの研究 ❸高品質・高効率・高信頼伝送技術の研究

マイクロ波・ミリ波回路技術、集積回路設計技術、ディジタル回路・信号処理技術、光素子・アンテナ・伝搬技術、および通信システム技術を融合し、ユビキタスかつ低炭素な情報通信社会の実現を加速する新通信技術基盤の提案を行います。

片山 研究室

[専攻]エネルギー・環境工学 [指導教員]片山 昇 准教授 [キーワード]燃料電池システム・エネルギー工学
[テーマ例]❶固体高分子形燃料電池システムの開発 ❷エネルギー貯蔵システムの開発 ❸エネルギーマネジメントや故障診断の研究

大規模な再生可能エネルギーの導入やエコカーの普及など、社会はエネルギーの転換期に来ているといえます。本研究室では、燃料電池システムや水素吸蔵合金によるエネルギー貯蔵システムの開発、太陽電池・リチウムイオン電池などを上手に活用するためのエネルギーマネジメントや診断技術の研究を進めています。また、実験による検討の他にシミュレーションや機械学習の技術を応用して、新たな課題に挑戦しています。

木村 研究室

[専攻]知能制御工学、宇宙システム工学 [指導教員]木村 真一 教授 [キーワード]自律制御,宇宙システム,ロボティクス
[テーマ例]❶宇宙システムの自律制御技術に関する研究 ❷民生用部品を活用した衛星搭載機器の開発 ❸宇宙システムの遠隔操作に関する研究

本研究室では、実際に人工衛星や宇宙機に搭載するカメラやロボットの開発を通じて、自律分散制御技術、システム工学、ヒューマンインターフェース技術等の研究を進め、生物の自律性に学びつつ、宇宙システムやロボットなど高度な自律制御システムの実現を目指しています。基礎的な制御工学から、ものづくりまで、幅広く研究を進めています。

近藤 研究室

[専攻]電力系統工学・エネルギー環境工学 [指導教員]近藤 潤次 准教授 [キーワード]風力発電・太陽光発電・電力系統
[テーマ例]❶負荷の消費電力制御による系統安定化 ❷太陽光発電・小形風力発電用パワーコンディショナの特性調査と制御法提案 ❸太陽光・風力発電の出力変動特性と系統影響の評価

国産かつクリーンな太陽光発電や風力発電の導入拡大は重要です。しかし従来の水力・火力・原子力発電と異なり、激しい発電出力変動や、小規模分散型電源であるという特徴から、それらの大量導入は電力系統の運用に悪影響を与えかねません。本研究室では、これらの問題を把握した上で、改善または解決する手段を研究しています。

杉山 研究室

[専攻]半導体デバイス工学・半導体物性 [指導教員]杉山 睦 教授 [キーワード]太陽電池・半導体光デバイス・半導体新素材
[テーマ例]❶環境に優しい次世代高効率太陽電池の作製 ❷透明な半導体を用いた新デバイスの作製 ❸多元化合物半導体の基礎物性解明と新機能の探索

無毒で安心安全な材料を用いて、次世代型太陽電池やセンサなどの半導体光デバイスを作製しています。透明な太陽電池やコンピュータ、簡単に作れ安価に購入できる太陽電池など、これまでにない製品の提案をしています。また、元素の組み合わせを検討して、まだ誰も手にしたことのない特性を有する半導体材料の探索を行っています。

永田 研究室

[専攻]電子機能材料工学、誘電体物性 [指導教員]永田 肇 教授 [キーワード]強誘電体セラミックス,超音波・圧電材料
[テーマ例]❶環境に優しい無鉛圧電セラミックス ❷強誘電体セラミックスの微細構造と電気的諸特性関連 ❸非鉛超音波デバイス応用・非鉛焦電型赤外線センサ・高温用圧電センサ応用への展開

電子機能性セラミックスの一つである強誘電体・圧電セラミックスは、電気と機械のエネルギー変換素子で、現在多量の鉛を含んでいます。本研究室では、環境に優しい非鉛強誘電体セラミックスの材料開発研究を行い、各種センサ・アクチュエータ・レゾネータ・超音波デバイス等のさまざまな電子機能性デバイスへの展開を図っています。

中村 研究室

[専攻]制御工学 [指導教員]中村 文一 教授 [キーワード]非線形制御理論,ロボット制御,移動体制御,ヒューマンアシスト制御
[テーマ例]❶層理論に基づく非線形制御 ❷移動体非線形制御 ❸移動体のヒューマンアシスト制御

自動車・船舶・ドローンなどの移動体は、非線形性が強い制御システムです。本研究室では、移動体の非線形制御や、人間操作ミスによる事故を防止するためのヒューマンアシスト制御に取り組んでいます。

樋口 研究室

[専攻]無線通信工学 [指導教員]樋口 健一 教授 [キーワード]ディジタル変復調・符号化,無線通信システム
[テーマ例]❶高速・高効率無線アクセス技術の研究 ❷高効率ディジタル変復調・符号化技術の研究 ❸高効率マルチアンテナ伝送技術(MIMO)の研究

無線通信は、有限の資源である時間・周波数・電力を活用して行われます。本研究室では、次世代のブロードバンドマルチメディア無線通信を実現するために、さらなる通信の高速化、高品質化および高効率化を目的として、無線アクセス技術、ディジタル変復調・符号化技術、マルチアンテナ伝送技術、無線リソース割り当て制御技術の研究を行っています。

兵庫 研究室

[専攻]電子回路学、集積回路工学 [指導教員]兵庫 明 教授 [キーワード]アナログ・ディジタル集積回路
[テーマ例]❶低電圧・低消費電力集積回路に関する研究 ❷マルチメディア用回路や携帯用通信・信号処理回路の高性能化 ❸新しい電子回路の設計・解析技術に関する研究

急速に普及しているマルチメディア機器や携帯機器では、小型軽量化や高機能化のため、種々の集積回路が使用されています。本研究室では、これらを携帯に容易な電池1本で動作させるための回路、環境に優しい電力消費のより少ない回路、IoT時代において最先端で核となる通信用回路やアナログ・ディジタル変換回路、信号処理回路ならびに電源回路などの研究を行い、学会や産業界から高い評価を得ています。

古川 研究室

[専攻]半導体工学 [指導教員]古川 昭雄 教授 [キーワード]電気・電子材料,半導体材料,機能デバイス
[テーマ例]❶電気・電子材料の創生と物性の評価・解明 ❷半導体素子、圧電材料素子の作製と機能評価 ❸高性能センサ等の高機能電子素子の作成・評価

われわれの身近にあり、生活を便利にするさまざまな機器には、半導体材料や電子材料を用いた電子・光素子や集積回路などが使われています。本研究室では、機器性能をよりよくするための電子素子や光素子を目指し、高性能素子につながる半導体材料、圧電材料等の電気・電子材料の創生、新しい電子・光素子実現のための研究を行っています。

星 研究室

[専攻]電力変換工学・電気機器学 [指導教員]星 伸一 教授 [キーワード]パワーエレクトロニクス・電動機制御
[テーマ例]❶エネルギー損失の少ない高効率電力変換回路の研究 ❷電気自動車駆動用モータに適した電力変換回路と制御法の研究 ❸高圧水素タンクレス水素発電システムに関する研究

私たちはさまざまなエネルギーを消費することにより、快適な暮らしを手に入れています。自然エネルギーなどの環境にやさしいエネルギーを使用するとともに、エネルギーを無駄なく有効に利用する技術の一つとして「パワーエレクトロニクス」技術があります。本研究室では、パワーエレクトロニクス技術に関する研究を行っています。

前田 研究室

[専攻]電気通信工学、光エレクトロニクス [指導教員]前田 讓治 教授 [キーワード]光通信システム,光工学
[テーマ例]❶光ファイバ通信のコンピュータシミュレーション ❷光ファイバを使ったレーザの実験 ❸光ファイバで携帯・スマホの信号を送る実験

光ファイバは、電話・テレビ・インターネットなどの担い手として、私たちと情報社会をつなぐ大切な役割を果たしています。本研究室では、光ファイバ通信をさらに高性能化する研究や、携帯・スマホ等のモバイル通信への光ファイバの応用、光ファイバで作ったレーザなど、幅広いテーマにチャレンジしています。

松田 研究室

[専攻]メディア情報工学 [指導教員]松田 一朗 教授 [キーワード]データ圧縮,コンピュータビジョン
[テーマ例]❶マルチメディアコンテンツの圧縮手法 ❷圧縮処理により劣化した画質の改善 ❸デジタルコンテンツ制作技術

マルチメディア社会では、映像として記録された大量のデータを人間にとって利用しやすい情報に加工する技術が重要になります。本研究室では、映像コンテンツの画質を保ったままデータ量を削減する手法や、臨場感溢れる高品位映像を取得・生成・加工・表示するための各種技術について研究しています。

山本 研究室

[専攻]医用生体電子工学、電磁波工学 [指導教員]山本 隆彦 准教授 [キーワード]電磁環境,医用生体電子
[テーマ例]❶体内埋込み型機器への経皮エネルギー・情報伝送 ❷電磁環境を考慮した電子機器設計 ❸電磁波をセンサとして利用した計測システム

人が質の高い生活を送るためには「医療」は不可欠です。最新の医療は学際的な協力体制が欠かせません。本研究室では、人工心臓など体内埋込み型医療機器に対する電磁環境を考慮した非接触エネルギー伝送や通信、模擬整体、各種アンテナの開発をはじめとする電磁波の医療応用をメインテーマに、最新の医療機器を支える要素技術に関する研究を行っています。

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