熊本大学

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熊本大学は、1887年に九州の最高学府として設立され夏目漱石や小泉八雲等の著名な教授陣を有した旧制第五高等学校や熊本医科大学、熊本工業専門学校などを母体に、1949年、国立の総合大学として設立されました。現在7学部と9大学院研究科・教育部に、学部生約8,000名、大学院生約2,300名、教職員約2,000名が在籍しています。工学部のある黒髪、本荘、大江の3キャンパスとも、人口70万の熊本市の中心部近くに位置しています。黒髪キャンパスには、五高記念館や工学部研究資料館など国指定重要文化財もある、緑豊かで落ち着いた雰囲気です。熊本大学は2013年、研究力強化を支援する文部科学省「研究大学強化促進事業」を行う22機関の一つに選ばれました。

工学部 情報電気工学科


総合研究棟(情報電気工学科)

※クリックすると拡大します。

携帯電話やデジタルカメラ、コンピュータなど「ものづくりの日本」を代表するこれらの製品は情報・電気・電子工学分野の高い技術で支えられ、私たちの生活をより豊かで快適なものにしています。本学科では、情報電気電子分野に関する深い専門知識を備え、各分野相互の関連性や人間と環境の関わりを総合的に理解し、自身のもつ専門技術を人類の福祉に役立てることのできる創造力豊かな技術者・研究者の養成を目的としています。情報工学から電子、さらには、パルスパワーまで多彩な教育研究スタッフが在籍していることで、この幅の広い情報電気工学分野を有機的に教育するとともに、横断的な研究を進めています。

■キャンパス所在地

〒860-8555 熊本県熊本市中央区黒髪2丁目39番1号

工学部 情報電気工学科

本学科のカリキュラムでは、電気回路、電磁気学、情報処理などの基礎科目は1学年を2~3クラス編成とし、演習科目をセットすることで、基礎的な専門知識が確実に身につくよう配慮しています。学年が進むにつれ、各自の個性や適性に合わせて、情報、電気、電子の3つの履修分野に沿って、各自が履修科目を自由に選択することができます。それにより、自分の能力や特性を伸ばし、本学科の学習・教育目標が達成できるようにしています。

工学部 情報電気工学科

熊本大学 就職支援制度

卒業後の生き方を考える機会をつくり、実社会の変化に適合した将来の方向付けを支援することを目的に、2005年に大学全体の取組みとして、キャリア支援課を設置しています。スタッフに民間企業でのビジネス経験者なども交え、「自ら動き自ら学ぶ自分軸を持つ熊大生の育成」をテーマに学内で様々な就職支援、キャリア支援をしています。学科においては、これまでの伝統と実績を元に、就職担当教員が学生一人一人と密接に連絡を取りながら、皆さんの就職を支援しています。

工学部 情報電気工学科 進路・就職実績

進学先

熊本大学大学院、九州大学大学院、東京大学大学院、東京工業大学大学院、奈良先端科学技術大学院大学 など

主な就職先

(株)東芝、(株)日立製作所、三菱電機(株)、パナソニック(株)、日本電気(株)、富士電機(株)、富士通(株)、沖電気工業(株)、三洋電機(株)、(株)安川電機、九州電力(株)、関西電力(株)、三菱重工業(株)、新日本製鐵(株)、(株)IHI、トヨタ自動車(株)、本田技研工業(株)、マツダ(株)、九州旅客鉄道(株)、アイシン精機(株)、(株)デンソー、大日本印刷(株)、凸版印刷(株)、TOTO(株)、旭化成(株)、(株)福岡放送、熊本朝日放送(株)、防衛庁、九州財務局、熊本県庁 など

工学部情報電気工学科

電気工学に関する主要な取得資格

第一種電気主任技術者(要実務経験)、1級電気工事施工管理技士(要実務経験)、2級電気工事施工管理技士(試験一部免除,要実務経験)、技術士補(試験免除)、第二種電気工事士(試験一部免除)

その他の資格

無線技術士(国家試験の科目一部免除)、安全管理者(実務経験を要する)

取得免許

高等学校教諭一種免許状(工業・情報)

大学・授業風景

写真をクリックすると詳しい情報がご覧になれます。

工学部百周年記念館と総合研究棟

工学部百周年記念館と総合研究棟

1897年に第五高等学校工学部として創立されてから100年を記念して建設された300名収容のホールをもつ工学部百周年記念館と、2004年に竣工した情報電気電子工学科が入る12階建ての総合研究棟です。

工学部研究資料館(重要文化財)

工学部研究資料館(重要文化財)

1908年に建てられたレンガ造りの工学部研究資料館は、旧機械実験工場で当時の工作機械11台が稼動状態で保存され、機械とともに国指定重要文化財です。ここにはエジソン発電機も展示されています。

エジソン発電機

エジソン発電機

1891年7月、熊本に九州初の電気事業、熊本電燈が開業しました。開業時に使われた直流の発電機、エジソン発電機で、アメリカから輸入したものです。現在、工学部研究資料館内に展示保存されています。

Forico(生協食堂)

Forico(生協食堂)

2009年春、新しい福利厚生施設としてForicoが誕生しました。熊本大学生協が建てて大学に寄附した建物で、中には300席を越える生協食堂と売店、それにベーカリーがあります。

カナダ・アルバータ大学英語文化研修セミナー

カナダ・アルバータ大学英語文化研修セミナー

本学との交流協定校であるカナダ・アルバータ大学で毎年サマーセミナーを実施しています。午前中は語学研修、午後には様々な活動が予定されていて、カナダの文化と自然を満喫できる4週間のプログラムです。

ものクリ工房

ものクリ工房

比較的簡単な工作機械や工具と作業スベースを設けて、授業時間の内外に、学生がモノを組み立てたり分解したりして、手を動かしながら考える場所として利用されています。

工学部運動会

工学部運動会

9年間の中断を経て2008年から工学部運動会を学生の手で復活。秋の一日、学生も教職員も一緒になって、学科対抗で優勝目指してがんばります。

からくりサークル

からくりサークル

学生のサークル「からくりサークル」が、社団法人組込みシステム技術者協会が主催するETロボコン2009九州地区大会において、NXTグループ競技部門1位とモデル部門学生ベスト開発環境賞などを受賞しました。

パワーアカデミー研究室データベース登録の研究室一覧

宮内 肇

熊本大学大学院 自然科学研究科 情報電気電子工学専攻
宮内 肇 准教授 (みやうち はじめ)

檜山隆教授とともに電力システム研究室を構成していましたが、2012年檜山教授定年のため、現在は宮内一名のみです。宮内は赴任当初、SMESを用いた系統安定化制御などの研究をしてきましたが、現在は、電力系統の供給信頼度、孤立系統における分散電源の有効利用など電力システム工学本来の研究に加え、電力システムと経済学の学際領域に関わる研究も行っています。2017年度までに、宮内研究室からは博士5名、修士60名、学部生103名が卒業(修了)しました。2018年度は、博士後期課程3名(インドネシア2名、タイ1名)、博士前期課程12名(内ミャンマーからのJDS留学生4名、インドネシアからダブルディグリープログラム1名)と卒研生が5名程度所属しています。

詳細を見る

注)現時点では、パワーアカデミー研究室データベースに登録されている研究室のみ掲載させていただいております。上記以外の研究室につきましては、「大学HP」よりご確認ください。
また、パワーアカデミー研究室データベースへの登録は随時受け付けておりますので、登録をご希望されます研究室は、「こちら」からお問合せください。追って事務局からご連絡させて頂きます。

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※こちらの掲載情報は、各大学から提供されたものです。
詳細につきましては、各大学にお問い合わせ頂きますようお願いいたします。
更新日:2018-08-17

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