国公立/福岡県
九州工業大学
九州工業大学は、1909(明治42)年に私立明治専門学校として設立されました。創立者の安川・松本父子が私財を提供し、これに賛同した山川健次郎博士(前東京帝大総長)の理念「技術に堪能なる士君子の養成」を校是として、官立移管を経て今日に至っています。
キャンパスは、戸畑(工学部)、飯塚(情報工学部)、若松(生命体工学研究科)にあり、学部から博士課程までの高度で実践的な教育は、産業界から高く評価され、高く良質な就職実績を誇っています。
また、大学を挙げて産学連携に取組み、大学発ベンチャー等で、わが国トップクラスの実績を挙げています。
工学部 電気電子工学科
電気電子工学科は次世代のエネルギー、デバイス、電子システム化技術に通じた技術者の育成によって、人間社会をより豊かなものとすることを教育の目的としています。そのため、システムエレクトロニクス、電気エネルギー、電子デバイスの3コースで構成され、工学基礎を重点として一貫した教育を行っています。電気電子工学科の前身である電気工学科の時代から現代に至るまで、高い問題解決能力と幅広い視野を持ち世界の第一線で活躍している多くの卒業生を世に送り出しています。今後ますます必要とされる電気電子系エンジニア、本学科はその社会ニーズにしっかりと応える学科です。
■キャンパス所在地
〒804-8550 福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
工学部 電気電子工学科
【システムエレクトロニクスコース】
電気電子回路、コンピュータ、通信技術に関する幅広い技術を融合し、高度なシステムを創り出す技術を学びます。
【電気エネルギーコース】
電気エネルギーを自在に扱う基盤技術から電気自動車、ロボット、太陽電池、宇宙エネルギーなどの先端技術を幅広く学びます。
【電子デバイスコース】
コンピュータや携帯電話などの心臓部である集積回路やナノテクノロジーを利用した高性能素子の創造の技術を学びます。
その他の特徴
電気電子工学科の大学院組織である工学府電気電子工学専攻では半導体とソフトウエア技術を中心とした高度情報通信社会と環境に調和した高度エネルギー社会の発展に電気・電子工学という基盤分野からの貢献を目指し、専門知識と技術によって社会的ニーズに応えることのできる人材の養成を目的としています。
本専攻の教育内容が産業界から高く評価され、就職状況(平成21年度実績)は九州電力(6名)、三菱重工業(4名)、日立製作所(3名)など日本を代表する大手企業を中心に高く良質な就職実績を誇っています。
九州工業大学 就職支援制度
学生の就職活動を最大限バックアップできるよう各学部にキャリアセンターを設置しています。ここでは専属のスタッフがタイムリーで有効な就職情報の収集と提供に努め、進路に関する悩み、就職活動中に生じる疑問や不安を解消するために個別面談を行っています。学部・大学院とも、各学科・専攻またはコースにそれぞれ就職担当教員を配置し、就職希望学生に対して、就職先が決定するまで責任を持って就職活動の指導をする体制をとっています。その結果、本学科・専攻の就職実績は昨今の厳しい就職環境の中でも大手企業を中心に好調です。
各種セミナーやSPI模擬テスト等も実施しており、公務員志望者には、公務員ガイダンスや模擬試験を実施しています。
工学部 電気電子工学科 進路・就職実績
進学先
九州工業大学大学院など
博士前期課程進学率 76%
主な就職先
【電気電子工学科・電気電子工学専攻 就職上位企業(平成21年度実績)】
九州電力(8人) 三菱重工業(4人) 日立製作所(3人) パナソニックシステムネットワークス(3人) 三菱電機(3人) パナソニック(2人) 本田技研工業(2人) マツダ(2人) 三菱自動車工業(2人) 富士通テン(2人)
【過去5年間 全学部・大学院 就職上位企業(平成17年度~21年度実績)】
三菱重工業(102人) 日立製作所(88人) 三菱電機(66人) マツダ(53人) 東芝(48人) 九州日本電気ソフトウェア(44人) パナソニック(43人) パナソニックシステムネットワークス(42人) ソニーセミコンダクタ九州(41人) 日本電気(40人) 富士通(39人) デンソー(36人)
その他特徴
電気電子工学科は次世代のエネルギー、電子素子、電子システム化技術に通じた技術者の育成によって、社会をより豊かなものとすることを教育の目的にしています。そのためシステムエレクトロニクス、電気エネルギー、電子デバイスの3コースで構成され、一貫して基礎に重点をおいた教育を行っています。この教育体系により、高い問題解決能力と幅広い視野を育み、世界の第一線で活躍する多くの卒業生を輩出しています。
工学部電気電子工学科
電気工学に関する主要な取得資格
第一種電気主任技術者(要実務経験)
その他の資格
※第一種電気主任技術者は、電気エネルギー・電子デバイスコースのみ取得可能。
【システムエレクトロニクスコース】
技術士(第一次試験の共通科目受験免除)
電気通信主任技術者(試験の一部が免除)
第一級陸上無線技術士(無線工学の基礎が免除)
第一級陸上特殊無線技士
第三級海上特殊無線技士
【電気エネルギーコース】
技術士(第一次試験の共通科目受験免除)
電気通信主任技術者(試験の一部が免除)
【電子デバイスコース】
技術士(第一次試験の共通科目受験免除)
電気通信主任技術者(試験の一部が免除)
取得免許
高等学校教諭一種免許状(工業)
パワーアカデミー研究室データベース登録の研究室一覧
- 九州工業大学 大学院工学研究院 電気電子工学研究系
- 渡邊 政幸 准教授 (わたなべ まさゆき)
当研究室は2007年に開設され、主に電力システムの動特性解析や安定化制御方法に関する研究を行っています。2012年度は、スタッフ1名、大学院生10名、学部生4名、研究生1名の総勢16名が活動しています。研究室のゼミは三谷研究室と合同で行っています。
- 九州工業大学大学院 工学研究院 電気電子工学研究系 電気エネルギー工学部門
- 匹田 政幸 教授 (ひきた まさゆき)
当研究室は、1996年開設。2008年4月に改組で工学研究院電気電子工学系電気エネルギー部門所属となりましたが長年、電力・高電圧工学分野、パワーエレクトロニクスデバイス・機器開発に関して、大塚研究室および本学寄附講座(九州電力)電力系統制御工学講座と協力して研究と教育に携わってきたました。この間研究室を巣立った若者は約100名に及びます。2010年度は、スタッフ2名、大学院生15名、学部生6名の、総勢23名が活動しています。
- 九州工業大学 大学院 工学研究院 電気電子工学研究系電気エネルギー部門
- 大塚 信也 教授 (おおつか しんや)
大塚研究室は、電気工学的アプローチによる安全安心な社会構築を理念に、「電気エネルギー機器の環境調和と高度化・新機能創出」をテーマとして研究しております。 2006年4月の開設以来、毎年4~5名の学生が世の中に巣立ち、電力会社や電力機器メーカ、機械メーカ、プラントメーカなど多方面で活躍しています。 研究室の学生数は、学部4年と修士2学年および博士課程の学生合わせて15名程度が所属しており、共同研究・企業見学・学会参加・海外大学との学術交流などを積極的に行い、社会に広く貢献ができる学生を育てる教育を行っています。
注)現時点では、パワーアカデミー研究室データベースに登録されている研究室のみ掲載させていただいております。上記以外の研究室につきましては、「大学HP」よりご確認ください。
また、パワーアカデミー研究室データベースへの登録は随時受け付けておりますので、登録をご希望されます研究室は、「こちら」からお問合せください。追って事務局からご連絡させて頂きます。