会場の様子

パワーアカデミーは、3月20日にパワーアカデミー研究助成の「成果報告会」を、電気学会の全国大会に合わせ、名古屋大学で開催しました。パワーアカデミー研究助成は、電気工学分野の活性化のための活動の一環として行っており、その研究成果を報告していただく「成果報告会」は3回目の開催となりました。(パワーアカデミー研究助成については、こちらを参照下さい

今回は、2010年度と2011年度に採択された研究について27名の先生方から成果が報告されました。特別推進研究については、2010年度に採択された「インバータ駆動電動機における高周波過電圧対策と革新的耐電圧特性向上に関する大学間連携研究」、「電池の適正充放電管理に基づく自然エネルギー発電共生型電気自動車 エネルギーマネジメント・制御システム」の成果報告と、2011年度に採択された「パワー半導体モジュール封止用絶縁材料のナノコンポジット化」の中間報告が行われました。また、萌芽研究については、2011年度に採択されたうちの15件の成果報告が行われました。(詳細のプログラムは、 こちらを参照下さい

産学から80名を越える方にご参加いただき、様々な分野のご発表に対して、活発な質疑応答が行われました。先生方からは、研究成果に加えて、それらの活用イメージについても触れていただき、今後の電気工学分野での産学共同研究等の連携に向けた議論が行われました。また、学校や分野を越えた先生方のネットワークづくりに資する情報収集・交換の場ともなりました。
成果報告会でご発表いただきました先生方、参加者の皆様、大変ありがとうございました。

豊橋技術科学大学 田上 英人助教

明星大学 伊庭 健二教授

一関高専 秋山 雅裕助教

弓削商船高専 樫根 健史准教授

岩手大学 高木 浩一教授

鹿児島大学 平山 斉助教

※所属等は2013年3月時点のもの。

次回の「成果報告会」は、2014年3月(電気学会全国大会:愛媛大学)を予定しておりますので、よろしくお願い致します。