わたしの研究

卒業論文
世界全体のエネルギー需給をシミュレーションした図の一部です。 私は、「確率計画による国際的エネルギーセキュリティ向上に関する研究」をしていました。世界全体のエネルギー需給をテーマにしたシミュレーションによる研究です。例えば日本は、中東から化石燃料の8割ぐらい頼っているわけですが、その中東で紛争が起きると日本のエネルギー需給はどうなるのか。
こういったことをシミュレーションで評価します。確率計画とは手法の名前で、震災や戦争、事故などのリスクが起こることを確率的に表して、それをシミュレーションに取り込みました。この研究は、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件に発する、アフガニスタン紛争やイラク戦争が背景にありました。

修士論文
上の図は、マルチエージェント強化学習の流れ、下の図は参入するエージェントの数による電源構成の変化を示しています。 「マルチエージェント強化学習による長期電力需給モデルの構築」です。1995年より日本でも電力供給の自由化が始まりましたが、これにより、小さな発電事業者が参入することが想定されます。そのあたりの制度が整ったときに発電事業者がどう参入行動するのかシミュレーションを行いました。マルチエージェント強化学習とは、参入するエージェント(発電事業者)が、どんな行動が最適なのかをシミュレーションを通して学習することです。簡単に言えば、自分の利益を最大にするように行動せよということをプログラミングしたわけです。

現在の博士課程の研究
街区単位でのエネルギー需給のシミュレーションで考慮する要素です。ここから、より広範囲の地域の検討に広げていきます。 研究テーマは、「地域のエネルギー需給の在り方」です。ここでいう地域とは、地方の小都市を想定しています。今は過疎化までにはなっていない都市ですが、今後少子高齢化の大きな影響を受ける地域です。こうした課題を抱える中、どのようなエネルギー需給が実現すれば最適なのかを都市単位、地区単位のシミュレーションを組み合わせて研究しています。このテーマは、私の故郷がこうした地域でなんとか解決できないかと思って設定しました。

  • 「研究室のみんなと日光や千葉の方へ、旅行に行きました。でも、秘書の方や教授の奥様もいて完全に女性ひとりではなかったです(笑)。すごく楽しかったですね。」
  • 「山地先生のお宅にみんなで行ってバーベキューをするというイベントもありました。12~13人ぐらいの学生みんなで行きましたよ。」

渡邉さんのある一日

渡邊 裕美子さん
7:00 起床。朝ご飯とメールチェックです。TOEICの試験を受けるため、勉強をしています。
9:30 出社。メールチェック。
11:00 社内会議。明日は、お客様のところで打合せ。打合せが非常に多い仕事です。
12:00 ランチ。赤坂は韓国やタイなどの辛くて美味しい料理がいっぱいです♪
14:00 社外会議。有識者の方と色々と意見を伺いました。
17:00 有識者の意見を報告書へ反映。
18:00 各国の政府が出している公式資料や、国内外の研究機関が出しているレポートを調査。プロジェクトは、通常、短いもので2~3ヶ月。長いもので約1年かけて報告書を作成します。
20:30 退社。基本的にスケジュール管理は任されています。本日は早めに帰社して友達とディナー。今日のディナーのカロリーは、明日のマラソンで消費します。

渡邊 裕美子さんのこれまでの歩み

2000年 東京大学理Ⅰ入学
2004年 東京大学電気工学科卒業
2006年 東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻修士課程修了
2006年 株式会社三菱総合研究所入社(在籍中)
2011年10月 東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻博士課程入学 今に至る

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