採択年度 2014年度
研究者氏名 サレジオ工業高等専門学校 機械電子工学科 准教授 米盛 弘信
萌芽研究テーマ A:電力システムの高度化への挑戦
C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦
研究概要 本研究は,高透過率な分子結合チタニアシリカ光触媒と電気を使用せずに弁の開閉ができる感熱弁の応用によって,PVモジュール発電量の向上を図る。高透過率光触媒の採用は,PVモジュール入射光の減衰なしに汚染物のセルフクリーニングを実現する。感熱弁は,電気を使用せずにPVモジュール等の熱で弁の開閉ができ,散水用エネルギーを必要としない。すなわち,メガソーラー等に活用できる電気工学分野の将来性ある技術開発である。
外部発表情報 1) 中川寛淑,米盛弘信:“分子結合チタニアシリカ光触媒を塗布したPVモジュール表面の汚染除去に関する検討”,2014年(第32回)電気設備学会全国大会講演論文集,pp.333-334 (2014)発表奨励賞受賞
2) 片倉嘉之,米盛弘信:“PVモジュールにおける塩害対策の検討”,2014年(第32回)電気設備学会全国大会講演論文集,pp.335-336 (2014)発表奨励賞受賞
3) 山口 圭,米盛弘信:“光触媒塗布PVモジュールにおける散水冷却効果の検討”,第6回大学コンソーシアム八王子学生発表会要旨集,pp.114-115(2014)優秀賞
4) 片倉嘉之,米盛弘信:“PVモジュールにおける無機物表面汚染対策の検討”,第6回大学コンソーシアム八王子学生発表会要旨集,pp.42-43(2014)
5) 中川寛淑,片倉嘉之,岩下真輝,米盛弘信:“分子結合チタニアシリカ光触媒が塗布されたPVモジュールの発電特性に関する検討”,サレジオ高専研究紀要,第43号,pp.33-38(2014)
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