採択年度 2014年度
研究者氏名 名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 准教授 加藤 丈佳
萌芽研究テーマ A:「先進型電力システム」のために
研究概要 気象数値予報、衛星画像、天空画像を組み合わせ、太陽光発電システム群の非常に稀に発生する出力ランプ変動(1~2時間で数十%の急増・急減)に特化した予測手法を開発する。特に、利用可能な情報が少ない日の出数時間後までの予測について、夜間の衛星赤外画像や全天画像を利用して精度向上を図る。これにより、ランプ変動の影響に対して必要となる対策を時間的・量的に適正化でき、電力システムの信頼性・経済性の向上に大きく貢献することが期待される。
外部発表情報 1) 紀藤・真鍋・栗本・加藤・舟橋・鈴置:「衛星画像を用いた空間平均日射強度のランプ変動予測に関する一検討」, 電気学会新エネルギー・環境/メタボリズム社会・環境システム合同研究会、FTE-15-5/MES-15-5 (2015)
2) 吉浦・真鍋・栗本・加藤・舟橋・鈴置:「様々な気象要素予測値の信頼度に基づく空間平均日射強度の信頼区間予測」, 電気学会新エネルギー・環境/メタボリズム社会・環境システム合同研究会、FTE-15-7/MES-15-7 (2015)
3) 吉浦・紀藤・栗本・加藤・鈴置・真鍋・舟橋:「衛星画像を用いた空間平均日射強度の数時間先予測に関する一検討~前日予測が大外れの日を対象として~」、平成27年電気学会全国大会、No.6-087 (2015)
4) 高嶋・真鍋・栗本・加藤・舟橋・鈴置:「全天空画像情報を利用したクリギング法による日射強度分布推定に関する一検討」、平成27年電気学会全国大会、No.6-076 (2015)
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