採択年度 2014年度
研究者氏名 東京大学 工学系研究科 電気系工学専攻 特任助教 稲田 優貴
萌芽研究テーマ C:「電力インフラの適切な維持」のために
研究概要 本研究では、独自に開発する超高感度な2次元電子密度分布測定センサを駆使することで、環境にやさしい真空遮断器の遮断容量向上を目指す。本研究手法では、消弧過程にある真空アーク放電の挙動を正確に把握できるため、真空アークの効果的な消弧手法を創出し、遮断容量を飛躍的に向上させることが期待できる。真空アークの消弧過程を詳細に検討することで、SF6ガスフリーな次世代型電力系統の実現に向けた学理的基盤を構築する。
外部発表情報 1) ○稲田優貴, 神谷朋輝, 松岡成居, 熊田亜紀子, 池田久利, 日高邦彦, 「真空アーク放電内における電子および金属蒸気の2次元密度分布測定」, 2014年度放電学会年次大会, A-2-5, 東京, 12・2014 (口頭, 査読無)
2) ○Y. Inada, T. Kamiya, S. Matsuoka, A. Kumada, H. Ikeda and K. Hidaka, “Two-Dimensional Electron Density Imaging over Vacuum Arc Discharge Generated in 3-mm Gap between Cu Electrode”, IEEJ P&ES - IEEE PES Thailand Joint Symposium on Advanced Technology in Power Systems 2015, Thailand, SP-15-007, 03・2015 (口頭, 査読有)
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