採択年度 2010年度
研究者氏名 富山大学 理工学研究部 教授 酒井 英男
萌芽研究テーマ C:電力インフラの信頼性・環境調和性の向上への挑戦
研究概要 落雷後の雷撃電流の建物や大地への伝播状況は、研究および雷被害低減の実用面で必要な情報であるが従来、適切な調査方法が無かった。本研究では、瞬時の電流に伴う磁場に因る物質の帯磁に注目して、残留磁化から雷電流を研究する。研究では、IG電流実験での人工試料と、実際の落雷点の土壌やコンクリートを用いる。この方法では事前に観測機器を置く必要は無く、落雷点の現地物質も調査対象にできることも利点となる。
外部発表情報 1) 一部の成果は,電気学会論文誌A部門誌に,“雷撃のモデルとしてのIG電流の地中伝播特性を磁化から探る”の題目で投稿中。
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※研究者の職位・所属は、採択当時のものです。
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