
■プライベートと研究が両立できる環境
そんな最先端の研究ですと、実験漬けの毎日ではないのですか。

岡田:そんなことはないですよ(笑)。私は修士1年なので授業もありますし。PCで磁界の解析もやりますし、プログラミングも行います。一回の実験は長くて半日ぐらいです。バイトも週1で塾講師をやって、理科を教えています(笑)。
竹内:私も同じ感じです。実験だけでなく、解析やレポートもやっています。それから、他の研究室の話を聞くとコアタイムがあるらしいのですが、うちの研究室はフレキシブルです。ですから、自分のペースで生活ができています。もちろん、丸一日実験漬けの日もたまにはありますが(苦笑)。
サークルもやっていますか。
竹内:サークルはたまにバスケをやっています。
岡田:学部時代にウィンドサーフィンをやっていて、今でもたまに、土日に顔を出したりしています。
そうは言っても遅くなることもありますよね。特に岡田さんの場合、女性ですからその辺は気になるのでは?
岡田:そうですね。でも、京都大学・桂キャンパスは最近出来たばかりなので、防犯もしっかりしていますし、化粧室もキレイです(笑)。PCも一人一台支給されていて、研究に打ち込めます。研究室のメンバーとも仲がいいので、みんなでご飯を食べに行きますし、恒例行事として誕生日会もやっています。だから、普通に女性が過ごせる場所になっていると思います。
竹内:ついこの間、雨宮先生の誕生日会をやりましたね(笑)。
それは良い伝統ですね(笑)。他に何か研究室でPRしたいことってありますか。

竹内:環境面もそうですが、うちの研究室は、設備もかなり最先端です。一番の自慢は、2000A(アンペア)という大電流を流せる電源装置を所有していることです。大学の研究室では、なかなかない大規模な電力設備だと思います。あと、オープンキャンパスが毎年、夏にあるのですが、自分達で超伝導の磁気浮上の実験をやったこともあります。私自身もはじめて、磁気浮上を見られて嬉しかったです(笑)。
■就職の大きな武器になる、夢を実現できる学問

では、おふたりのこれからの将来の夢や目標を教えて下さい。
竹内:超伝導に限らず、電気系の研究職にはつきたいですね。電化製品や電力設備などに学んだ知識を活かしてみたいですね。
岡田:私も同じです。でもどちらかというと、研究職というよりはモノ作りに関わりたいです。開発職ですね。机の上で考えているよりは、モノをいじるほうが私は好きです。

おふたりとも就職を希望されているのですね。
竹内・岡田:はい。
やはり電気工学出身者は就職に困らないというところがありますよね。
岡田:そうですね。現実的には、電気工学を学ぶということは、それが一番のメリットかもしれません。先輩達も就職活動に成功していますし。
竹内:景況に左右されない知識とでも言うのでしょうか。電気工学を学ぶということは、いつの時代でも必要になる力だと思います。
なるほど。今日は超伝導研究の最先端をご紹介いただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
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